ロフトの設計 〈善田 一也〉


ロフトの設計
 9月に入り暑さも和らぎ、幾分とすごしやすくなりましたが皆様いかがお過ごしですか。
 今回はロフトの設計のリポートです。鉄骨ALCの3階キッチンの上に7帖程のロフトを設けました。構造設計としては壁ボードをめくって構造部(鉄骨梁)を露出させ、耐火被覆(石綿)を削り落として鉄骨部を露出させ、その上に梁受け金物を溶接しそこに梁を掛ける。そして柱脚部は床(フローリング)に穴を開けて下部シンダーコンクリートに固定金物を緊結し柱脚部を固定しました。
 工事の時大変なのは、耐火被服(石綿)を削り落とす時に石綿が飛散するのと、鉄骨梁に梁受け金物を溶接する時に、火を使うので壁とか天井の断熱材に火が移らないよう大変気を使いました。


 今回、お客様のご要望は「ロフトを作りたい。構造は鉄骨造ではなく木造で作りたい」という事でしたので、梁受け金物溶接で木造との接合を考えました。さらにお打ち合わせの中で構造部の柱は化粧として見せたいというご要望にもお答えする為、今回の設計になりました。
 モアリビングではお客様のご要望をかなえるため、いろいろ工夫を凝らしご提案をさせていただいております。ご相談、お問い合わせ等ありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。 今頃の季節は昼夜の温度差が激しく風など引かないようお体に気おつけてお過ごしください。



お問い合わせ・無料相談はこちら
カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です