プレカット 〈正法地 温弘〉


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 プレカットとは木造住宅の構造材や造作材を含めた部材の継手や仕口などの加工及び製造を工場生産によって行うことです。スピードと正確性がメリットで住宅建築の工期短縮と寸法精度の向上、大工の人材不足の解消、廃材の削減に貢献し、大工の刻み場が確保できない首都圏での普及率は80%以上ともいわれています。ただし寸法精度が良いため良質な乾燥材でないとプレカット加工後の変形により現場での施工がうまくいかないこともあるようです。


先日知り合いの大工さんが建設中の自宅兼事務所に行く機会がありました。その家もプレカットで建てられたもので、構造がよくわかる工事の段階での現場の様子です。
8月に建方をしてから2ヶ月くらい他の仕事が忙しくて現場をほったらかしにしていたそうです。来年の3月に完成予定と言っていましたが、この様子だともっと工期が遅れそうな感じでした。
用語の説明
継手・仕口:継手とは部材を材軸方向に継いだ部分で、仕口は2つ以上の部材をある角度をもたせて接合した部分のこと



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