思いを伝える 〈武田 文泰〉


思いを伝える
 毎年、早くやらなければと思いながらもなかなか出来ないのが、年賀状ですよね。今回はどんなデザインにしようかな?今年はこんな感じだったので、来年も…、いやいや来年こそは…、とない頭をひねっているうちに直ぐ大晦日がやってきます。もう何年も会っていないのに、年賀状を見て「元気にしていたんだ。」「子供が大きくなったな。」「大変苦労をしているんだな。」とか自分なりに思いをめぐらせています。印刷した年賀でも何か自筆で一言書き添えてあると心がつながったような気がしますが、いざ自分で1枚ずつ書き加えて行こうと思うと大変です。頑張らなくては~。


 ところで、最近の現場でのクレームをひとつ御紹介し反省させていただきます。当社では打ち合わせ記録、工程表、仕様書、図面等でお客様のイメージを具体化し、アドバイザーとお客様が同じイメージを共有できるように努力しています。しかしお互いが、言葉(文字・線・絵)の上では同一の考えを持っていたつもりでも、工事が始まり実際の物となって見えてくると、少し違った物を思い描いていた事に始めて気がつく事もあります。お客様が不安感を持ってしまう又は工事をやり直すといったクレームになってしまうのです。
 アドバイザーやプランナーやテクニカルサポートが「解ったつもり」になるのではなく、「本当に解り合える」事が出来る聞き取り・説明・努力・確認等が足りなかったのだと思います。
 リフォームに限らず「双方がまったく同じ考えを持つ」事の難しさと大切さを改めて感じました。



お問い合わせ・無料相談はこちら
カテゴリー: 未分類   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です