さしがねの使用方法 〈正法地 温弘〉


 さしがね(差金・指矩・かねじゃく曲尺とも言う)とは金属製の直角に折れ曲がった「ものさし」のことで、大工道具の1つですが、大工以外にもさまざまな職種の人達が使用しています。 
 主な使用方法を写真で紹介します。
直角に線を引く
(写真の差金はステンレス製、cm単位で目盛りが刻まれています)
さしがねの使用方法01
45度の線を引く
(基準線に同じ数値を合わすことによって1:1:√2の直角三角形ができる)
さしがねの使用方法02


 大工さんが使用している差金の多くは尺貫法の単位で目盛りが刻まれたもので、屋根勾配などでよく使われている4寸5分勾配の線を「4.5と10に合わせて線を引く」といったように使用しています。
 このように「線を引く」以外にも「曲線、円を描く」・「円周を測定する」・「掛け算や割り算などの計算をする」など差金についてだけで1冊の本が出版されているほどのさまざまな使用方法があります。
 リフォームで大工さんが家に来たときなどは良い機会なので、差金をはじめとする大工道具を見せてもらってはいかがでしょうか。



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