でんきを消して、スローな夜を。(田口 由美)


12/22(木)は冬至でしたね。


冬至は1年でもっとも昼が短く、夜が長い日。


日本の習慣では、冬至の日にゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりして健康を祈願しますね。


しかし、冬至の日にはこんなイベントもあるのをご存知でしょうか?


1000000人のキャンドルナイト


夏至と冬至の日の夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいにでんきを消してキャンドルのあかりだけで過ごしてみようというイベントで、2003年から続いています。


原発設立に反対したカナダでの「自主停電運動」がルーツになっているそうです。


地球温暖化、原子力発電、過剰なまでに便利な暮らし…何かがおかしい、このままじゃいけないと思っていても、大声で反対を叫ぶのはなかなかできることではありません。


しかし、1年に2回、2時間だけでんきを消すのであれば、誰でも簡単に参加できますね。


私も家にあったキャンドルに火を灯して、ひっそりと参加してみました。


キャンドルナイト


 


 


 


 


 


2011年は日本人の今までの価値観を揺るがす、大きな転機を迎えた年でした。


暖かく明るい部屋でご飯が食べられること。


大切な家族と一緒に過ごせること。


毎日健康で仕事に行けること。


今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなく、実はとても幸せなのだということを実感した1年になりました。


 


でんきのある暮らしはとても便利なものです。


しかしたまには、不便だけどゆったりとした、いつもと違う時間を過ごしてみるのも良いのかもしれませんね。


 


今年もあと残りわずかです。皆さま素敵なクリスマス、そして年末年始をお過ごしください。


 


 



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