

時間が経つのは早いもので、今年の3月に開幕した愛知万博が半年の開催期間を終えてしまいました。私も家族と一緒に何回か会場に足を運び、普段では見られないものなど、いろいろ体験させて頂きました。閉幕して残念ですが、こんな近い場所で万博が開催されて本当によかったと感謝しています。
さて今回は、応急危険度判定士の講習を受けてきたのでそのことをお話します。
応急危険度判定とは地震により被災した建築物について、その後の余震等による倒壊の危険性を速やかに判定し、その結果に基づいて復旧までの間における被災建築物の使用にあたっての危険性を情報提供することにより二次災害を防止することが目的です。
判定基準に従って沈下、傾斜、構造躯体の被害等を調査し、建築物の危険度を「危険」「要注意」「調査済」3段階に判定します。
皆様ご存知のように、私たちが住む愛知県はいつ大地震がきてもおかしくない状況にあります。いざ身の周りで大地震が起きた時に、建築士としてお役に立つことができるのではないかと思い講習を受けて来ました。
この資格が生かされることがなければいいですが、各ご家庭でも地震対策、耐震補強など行うようにして下さい。耐震診断を受けて今お住まいの建物がどういった状態なのか把握することも大切なことです。






