先日二重サッシの工事をしたお客様の所に伺う機会がありました。工事を行ったM様のお宅は交通量の多い県道沿いにあり、実際に訪問した午前10時頃でもトラックや乗用車が頻繁に通行していました。
参考までに工事をした室内で騒音計を使って測定した結果を図1にまとめてみました。
・ 窓開放時の70~80dBは騒々しい事務所の中や電車の車内に相当します。(住宅地では40~50dBの値が求められています)
・ 音のエネルギーが4倍になると6dB、10倍になると10dB大きくなります。(50dBの音が4つになると56dBになります)内側のサッシを閉める事により5~10dB程度小さくなっているので、室内に侵入した音のエネルギーが1/4~1/10程度になったとも言えます。
数値的に見ても防音した効果が現れていると思われます。
しかし測定した数値はあくまで目安にしかなりません。M様は今回の工事をして大変静かになったと喜んでいらっしゃいました。
測定の結果よりもお客様がご満足して頂けたことが一番よかったと思います。