無垢のフローリング 〈武田 文泰〉


無垢のフローリング01無垢のフローリング02
澄みきった青空、 朱に染まり始めた柿、夕刻5時半頃には公園の木々にも斜めに夕日が差し込んで影も長くなり、すっかり秋らしくなりましたね。青空に白い月が浮かんでいるのは、昨夜出ていた月の跡が空に白く残っているんだな…と子供のころに思っていたのは私だけでしょうか?今でも青空の向こうに星があるなんて、なんか変な感じです。
話は変わりますが、先日、無垢のフローリングを施工させて頂いたお宅で床鳴りがするので見てきました。反りも出ていて、床鳴りも全体的に症状があり、全面やり直しさせていただく方向で話を進めさせてもらいました。そこで、無垢のフローリングの特徴と取り扱いについて少しお話します


1.特徴
 温度や湿度の影響を受けやすく伸縮をするため、反りや目地空きの症状が季節により出ます。
 色や柄にばらつきがあり、経年による色付きや、日焼けをします。
 反りや収縮により床鳴りを起こすことがあります。
2.取り扱い
 水拭きはさけて(水分は厳禁だと思っても良いぐらいです)、表面のみの塗装は避ける。
 ワックスは油性用を使い、なるべく樹脂用は避ける。
 ささくれ等はカッターで取り除き、傷の小さなものはくぼみに水をつけて、1日程置いてみてください。少し大きな傷は、サンドペーパーで目立たなくなるまで平滑にしオイルなどを塗りこみます。
 
※程度問題ですが無垢のフローリングは生きているので、反りや床鳴りはある程度覚悟して使う必要があると思います。無垢の木材の持つ感触はなんともいえないものがありますし、多少の傷も家の歴史だと思えば、表面には自然塗料を浸透させる程度におさえておいたほうがよいのではないでしょうか。(昔は米ぬかで磨いていたと思います。)今回はこのあたりで失礼いたします。



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