先日、造作家具を取り付けられたお客様のお宅のリフォームが完成しました。
＜Before＞
既設の吊戸はそのまま残しましたので、下の造作家具に合わせてシートを貼りました。一見わかりませんよね！既設のものを生かしつつ、また新しく、というのは、リフォームの醍醐味でもあります。
そのおかげで、すごい収納力です。
＜After＞
造作家具は天然木突き板仕上げ（木を薄く切って貼り合わせているもの）で、とても温か味があります。
シンプルな形なのですが、お客様がお持ちの陶器製の取っ手を付けたら、雰囲気がガラっと変わり、とてもかわいくなりました。おそるべし、取っ手
と改めて思いました。
照明も、シーリングライトではなく、スポット＆ペンダントライトの多灯使いで、お客様だけの、オリジナルなダイニングキッチンになりました。
先日、工事の完成をお客様といっしょに心待ちにしていた現場のお引渡しに行ってきました。
工事箇所は2階の廊下、トイレ、廊下の手洗い器でした。
特に廊下の手洗い器は階段を上がってきて最初に目に入ってくる場所なので『“2階廊下の顔”になるようにしましょう』というのがお客様との約束でした。
最初に決まったのは美濃焼きの手洗い器
。
このきれいな緑に合わせて廊下を山桜のように仕上げましょう・・・という訳で、手洗い器の後ろの壁は灰桜色(本当にこういう色名がついています）のタイルを貼りました。
手洗い器を置く木製カウンターは山桜の幹や枝といったイメージです。
＜BEFORE＞ ＜AFTER＞
すっかり変わった“廊下の顔
”にあわせてカーテンも替えさせていただきました。ボーダー柄の刺繍の入ったレースのカーテンは、寒い冬の日の廊下も春の日だまり
に変えてくれるやわらかさです。
お客様いわく 「廊下に長居しちゃいそう
」
ありがたいお言葉です。
一宮市で10月下旬より、ずっと工事をさせていただいておりますリフォームのお客様が、ようやく終盤を迎えております。（前回のブログ梁フェチ。参考）
これまで大工さんの作業を見ていて、
「これは大変だぁ～
」と、つくづく感じました。
勾配天井を作るにも、束が幾つもあるので、
その束をくりぬきながら、、、
梁の上に垂れ壁を作るにも、小屋梁は丸い上、
まっすぐではないため、梁の弓にあわせて壁を
作っていただいたり、、、
その他にも火打ち梁や雲筋交い等、こちらの
お宅は、見事に色々な構造梁がありましたので、
それらをくりぬきながら壁をおこしてくれた大工
さんは本当に大変だったと思います。
でもそのお陰で、完成が見えてくる状態までに
至りました。本当にお疲れ様でした
←こちらが、その大工の井上さんです。
（今度はここにクロスを貼る、内装屋さんが大変そうです！あはは
掌さん、来週からよろしく頼みますねぇ～
）
あと１０日と迫った完成がとっても、とっても楽しみです
またどこかでご紹介させて頂けたらと思います。
先日プランナーのみんなと一緒に横浜に行ってきました
中華街の美味しい豚マン
もきれいな夜景
も満喫してきましたが、それは又別の機会ということで・・・
横浜には素敵な洋館がたくさん残っています。
一歩中に入った瞬間にタイムススリップ＆ワープ
一気に別世界です。
とくに色使いは、私達日本人が挑戦するにはちょっと勇気が必要かもしれません。
でも出来上がった部屋は、とても落ち着いた素敵な空間でしょ。
こんな寝室や書斎があれば“脱日常”の特別な空間になりますよね
塗装仕上げなら、もしも思っていたイメージと違ってた
って場合でも上から塗リ直すこともできますから、試してみる価値はあると思いますよ。
今は自然素材を使った健康、環境に優しい塗料もたくさん出ているので安心です。
『ドア1枚開けたら外国（どこでもドアみたい）』・・・なんて気分も味わえますよ。
ドアといえば、この洋館は廊下と室内のそれぞれのカラーイメージに合わせてドアも廊下側と部屋側で色が塗り分けてありました。
木製ドアならではの
なるほど
でした。
があるかなぁ～と楽しみにしていたのですが、なくて残念でした。）
