防音その3 〈正法地 温弘〉

防音その3防音その3-02
 住宅の防音では遮音性能を上げることが大切ですが、反響を小さくする吸音性能も同時に考慮する必要があります。
遮音
遮音性能を上げるための方法
・ 壁(天井、床)の重量をアップする
壁の重さが2倍になれば5~6dB、4倍になれば10dB(2倍)向上します。一般的に木造に比べRC造など重い構造の方が遮音性能に優れています。しかし単純に今と同じ壁を4重にしたとしても音は1/2しか小さくなりません。

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なぜか行きたくなる 〈武田 文泰〉

なぜか行きたくなる01なぜか行きたくなる02
なぜか行きたくなる03なぜか行きたくなる04
 「花は桜木 人は武士」 やはり、春は桜ですよね。その中でも代表的なソメイヨシノ(染井吉野)は、春の足取りを告げる「桜前線」の開花状況を示すための標準木に、ほとんどの地域で使われています。
 
写真は、まだ三分咲きのソメイヨシノと満開のシダレザクラですが、花見をするには、まだ少し早いようです、「世の中は 三日見ぬ間の桜かな」というように幹事さんは、いつが花見に最高の日か頭を悩ましている事と思います。(桜の写真は4/6長久手杁ケ池公園にて)
 私は、「酒なくて 何の己が桜かな」(古典落語に出てくる川柳)のほうですが、皆さんの中にも、どちらかといえば「花より団子」かな?て方も多いのではないでしょうか。日本人はなぜか、短い期間、花だけ咲き誇りあっという間に散ってしまう桜に魅せられてしまいます。桜が咲く時期が、人生の区切りや、節目に重なることも日本人の心を動かす一つの要因なのかもしれませんね。百人一首にも小野小町が「花の色は 移りにけりな いたずらに わが身 世にふる ながめせしまに」と歌にも詠んでいるように、桜は昔から、諺や落語・短歌などに使われており、日本人の心をくすぐる何か不思議な力があるようです。

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防音その2 〈正法地 温弘〉

防音その2-01防音その2-02
いよいよ25日から万博が開幕しますね。開幕を前にして先日前回のレポートで紹介したリニモに乗ってきました。私は地下鉄や電車に比べてすごく静かで、あまり揺れないと感じました。皆様も実際に乗って体感してみて下さい。
前回に引き続きまして防音研修・今回は音の単位について。
音の単位
音には音のエネルギーを示す音の強さ(デシベル)と人間の耳に感じる音の大きさ(ホン)の2つのとらえ方があります。また音の高さは振動数で決まり(ヘルツ)という単位で表されます。

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もうすぐ春 〈武田 文泰〉

もうすぐ春03 お客様のお宅に向かう途中、菜の花(アブラナ)畑や梅の花が目に留まったので写真を撮って見ました。
 私が小さいときは、よく菜の花畑を見たものですが、いつの間にか少なくなってしまいました。最近は、名東・天白・緑区等の生産緑地で、梅の花が満開になっています。
 これらの花は、見て楽しむだけではなく。菜の花は、おひたしにして春を味わい、種から油を絞ったり、絞りかすも肥料に利用したりします。また、梅の実は、梅酒や梅干に利用されています。

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防音その1 〈正法地 温弘〉

防音その1-01防音その1-02
 いよいよ今月の25日から愛・地球博(愛知万博)がはじまります。当社の品質管理室は万博が開催される長久手町にあります。事務所の前を藤が丘駅から長久手会場を結ぶ東部丘陵線が走っていて、開幕を前にして毎日リニモの試運転が夜遅くまで行われています。歩いていてリニモが頭上を通過することがよくありますが、普通の電車とは比較にならないほど静かであることに驚かされます。ライフスタイルが多様化する現代で「音」は快適な暮らしを左右する重要な要因です。リフォームにおいても防音に関するニーズは高く、またトラブルも多いようです。

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